考察

ネット上の投稿について〜フェイスブックなど〜と花火

「大文字が終わるときのさびしさがなんともいえない」と、ある知人がつい最近言っていた。(この方は、日吉町で田舎暮らしをされているKさんです。。)その大文字も終って2日目の今日、朝のうちはけっこう今までとは違う雰囲気の風が吹いていた。しかし、昼…

選挙で「選択」は出来るのか〜東日本大震災とは何だったのか。

今日は、「審判の日」。現時点で、まだ結果はわからない。マスメディアの「自民党優勢」の報道に、信じられない思いが、苦い思いに変わってきていた。この苦さは、3.11の津波災害と原発事故が突きつけてきた「苦さ」に、元をたどればつながるのだろうが、今…

ネット上に書くということについて

いまさらだが、こうやってブログを書いているが、そもそもなぜこのようなある意味晴れがましいというか自己満足というか、考えてみれば、いい気なものだと後ろ指指されるまではいかないが、見る人が見れば読んだり見るに堪えないものを、書き続けているのか…

村上春樹とサリンジャー〜翻訳語と文化

前回村上春樹の小説から引用した部分〜「出鱈目な年の出鱈目な月の出鱈目な一日だった。…」と主人公の「僕」が語るシーンだが、これほど村上作品の中で怒る「僕」ないし主人公は実は珍しいことに気付いた。とくにこの短編(この作品はのちに長編『ねじまき鳥…

テレビのことば新聞のことば〜暴虐とうそのはざまで

一昨日のブログで触れた、「ことばの違和感」についてのことが、頭から離れない。 たぶんこれは本当に大事な問題だと、どこかでわかっているのに正体がつかめないし、おそらくかなりの量の文章が、それに関して考えるには必要だろう。 ひとつ簡単にそれにつ…

ある集会〜震災を奇縁にした出会いと話し合いの試み

今日は「ブッダ・カフェ」と銘打たれた今回の震災について語る集会に参加、特に自己啓発的な目的や営利を目的とするものでもない。またその名のとうり、お寺の施設を使って行われたのだが、(主催者はお寺の住職)宗教的施設であってもお寺に行くのは、昔か…

脱原発デモ@京都梅小路

「脱・原発」の声が、マスコミで大きくなっている。 この流れは、いま、世界中に起こっているが、地震の前には、おそらく「反原発」運動は、そんなにマスコミをにぎわせることはなかったはずだ。 長年活動をしていた方は、自分たちの危機意識が正しかったこ…

大谷大春期公開講演:斎藤環「換喩・キャラクター・日本人」その2

講演会に参加した学生A君との会話です…。 「で、どうだった、講演会。面白かった?」 「まぁまぁ」 「換喩というのは知っていた?」 「日本のアニメキャラクターは換喩的なんだって」 「換喩的?よくわからないな。あの薬みたいな?」 「あれは肝油だよ!ミ…

5月24日(火)大谷学会春期公開講演会に参加

夜勤明けで休みだった。 その場に参加して聞いてから、これは誰それを誘って一緒に来るべきだった、と思うような講演やイベントがある。 しかしその期日が近いほど、ここに書いたり本人にメールしたりする余裕がなく、ましてつい昨日はひどいどしゃ降りで、…

内田樹先生の京都大での講演会に参加

昨日19日は、内田先生が京都大に来た。 京大へ行くのは、久方ぶりであったが、ちょうど以前仕事で出入りしていた校舎でもあり、会場の廊下にあったベンチでしばし感慨にふけった。。。 しかし、そんなことをしている間に、講演予定の教室には人だかりがして…

土井香苗さん・メディアという情報フィルター・NHK-FM「音楽のたのしみ」の吉田秀和はスゴイ

タイトルに話題を盛り込みすぎると、例によって書くこととちぐはぐになるよってに(関西田舎方言)〜。 かまわずいこか〜。 ちなみにJRのICOCAは、関西のみしか使えないとか。新聞で茶化されていたが、関東ではSuicaと呼ばれるJRのワンタッチ改札券、もっ…

地縁・不思議なもの

土井香苗さんのこと棚上げになったまま、また別なことになりそうで、すみません、土井さん! 先日行った忘年会で、元職場の管理職だった方が、この方は中途の方だったが、実はうちの職場があった同じビルに銀行が入っていて、以前はその銀行で働かれていたと…

京都弁護士会・憲法と人権の集い 内田樹・土井香苗講演会

昨日は前振りだけに終始してしまい、申し訳ありません。 講演会の中身について少し触れます。 ただ、この講演会で少し驚いたのは、会場の前の舞台を少し外れた右手に、大きなスクリーンがあって、そこに速記者が打ち込むのだろう、講演者の話が瞬時に活字と…

身近な出来事〜内田樹講演会参加・「タフでしなやかな外交とは?平和と基地問題から考える」

このブログは、もちろん知っている方ではあるが、会うと「時々読んでいる」と言われたり、メールで「最近更新が少ない」と突っ込んでいただいたりと、恥ずかしくも、ありがたいことである。 というのは、少しばらすと、わたしと同じく元職場をリストラされた…

弟(昔の世代)の犯罪(戦争)を家族(国家・共同体)は謝罪すべきか?〜「ハーバード白熱@東大」(2)

前回少し触れたNHK・ETV特集「ハーバード白熱教室@東京大学」については、ネット上でかなりコメントが見られた。 同番組でこれまでに放送されたハーバード大生と今回の東大生(ばかりではなかったらしいが)との比較など、みなさんわりと分析されてい…

文房具屋はどこへ〜間に合わせの時代

暑い。今日は西日本に猛暑が来るとテレビで脅していたが、嘘ではなかった。 ハロワで紹介を受けた会社に応募資料を送らないといけないが、久しぶりに?やるので、前に戻ってきた歴書の年齢が一つ(ああ!)多くなってしまって、(それがなくとも当然なのだが…

いまさらだが怖い・元職場にでた幽霊

昨日、元職場の仲間と飲む機会があった。そこで元職場にそんな昔ではないが、幽霊がいた話を、うかつにもはじめて聞いた。 なんでもわたしが仕事をしていた机のすぐ横にランマオープンのパーテーションで仕切った二畳か三畳くらいの小部屋があり、書類を入れ…

雷雨・祇園祭 宮崎県口蹄疫の問題(2)

今日は夕方、雷雨があり、激しい雨が降っていたが17:30には止んだ。 各所で山崩れや浸水などの被害が続出し、不幸にも死者もでている。今年の梅雨はなんの因果か容赦がない。 祇園祭の宵山が今日で明日は山鉾巡行だが、例年この時期雷が鳴り夕立があって、梅…

宮崎県口蹄疫の問題

今日ニュースを見ていたら宮崎県の口蹄疫対策で民間の手により避難している五頭の種牛の殺処分について、東国原知事が農水大臣に種牛を残すために殺処分を回避する嘆願書を持参した模様を報道していた。 農水大臣は嘆願書を「そこ置いといてください」と知事…

試験とオリンピック

私のような者が書くべきではないかもしれないが、本当に上村愛子は残念であった。 勝利の女神はどこまで意地悪なのか。 今日の朝日新聞(夕刊)で、西村欣也という人が、上村さんのことを書かれていた。 彼女は勝者ではないかと。 長野から数え4回とも入賞、…

2009見渡す限り錦秋 日本の秋〜日本は「知的資産立国」しよう〜

今年はここ数日で山が色づき美しい。しかも晴天!暖かい、最高の紅葉日和だった。 いつもなら、紅葉狩りなど、到底行くことはなかった。 知人Nさんと会う約束があり、用事をすませ自然に足が山の方へ。 歩いている人たちはほとんどが老夫婦か親子連れ。有名…

11月19日 映画「沈まぬ太陽」と戦争体験について

在職中ほぼ映画館で映画を見ることもなかったが、この機会に見ておけという感じか。実は元職場のスタッフO君に誘われたのだが。 ちなみに、よく考えれば昨年は異例の2本の映画を見ることができた。「クローズド・ノート」もそうだ。しかしなぜか20年前入社…

2009年の個人的体験〜空白の7日間に考えたこと

1、退職後3日くらいはまだ正常といえた。しかし4日目からなにかすこしづつおかしくなっていた。 ただそうしたものはいずれにせよ潜り抜けなければならないものなのかもしれない〜(なんかやけに深刻でごめんなさい…) 何て言うか、独特な感じだ。人間は、…

3日目 11月3日 Speak Easy ガケ書房 学生の好きそうなものとは〜

この間テレビに紹介されたSpeak Easy にOさんに誘われ出向く。さぞや客が列をなして…とはさすがに思わなかったが、祝日なので家族客が多かったが、別にいつもと同じような雰囲気であった。 店を出るときカーボーイ風人形がドアの横にありドキッとした。いつ…

健康診断

先日(これは偶然だが)よくお邪魔している作太郎さん(id:sakurasaku2005)が「人間いぬ」つまり「人間ドック(詳しくは上記ブログの8月12日分をご覧ください)」を受けられたのと同じ日に、例年より遅めの健康診断に行った。 いろいろ会社の手続きに手間取…

駅のバリアーフリー事情〜その2

コメントの返信をアップします。先週の続きです。 >HOPEさん コメントありがとうございます。 心のバリアーのほうが駅の階段より険しく高いのは事実です。 私の職場のお客さんにもそうした方がおられます。かなり前向きな方々です。 ATフィールドがいかに強…