京都市役所前にて電光掲示の世界時計に見入る〜京都のタクシー事情

街角に電光時計ひとしれずパリの時間を知らすに見入る

京都、パリ、キエフフィレンツェ、イランなど10分ごとに一度、昔のパチンコ屋のようなイルミネーションで、電光掲示で現在の現地の時間を知らせる。
河原町御池、京都市役所前にある時計。
「世界歴史都市会議」のモニュメントがある。
考え事をしていて、歩いてきたらたまたまいきあたった。
じっとしてると深夜だがぱらぱらと人があるいていく。
車はタクシーばかり。今夜は金曜だから稼ぎ時。
しかし知り合いの運転手さんは年々客が減っていく、特に去年秋のリーマンショック以降、最悪と嘆く。
タクシーの許認可は、小泉内閣で自由化、その後増加の一途をたどり、京都はタクシーだらけになった。
そのぶん競争は激しく初乗り580円のMKタクシーに対抗し、個人タクシーは570円もある。サービスもよい。
みんな安いタクシーを露骨に選んで乗る。
市内ならどこでもだいたい待たなくても乗れるが、この業界に明日はあるだろうか?