2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

加藤典洋『敗戦後論』ノート② 戦後の「さかさま」の世界と「ねじれ」 補足〜バガボンド・カフェ資料その6

前回、紹介した 日本の戦後は、「さかさま」の世界 だ。という、加藤氏の言い方ですが、もうひとつよくわからないな、と思いましたので、補足しておきます。 日本が戦前は、いわゆる軍国主義のなかで、この戦争には「(正)義」がある、それを信じ戦ったこと…

2014年4月11日付朝日新聞オピニオン 「孤立化する日本」より〜加藤典洋『敗戦の「ねじれ」に向き合って』〜バガボンド・カフェ資料その7

バガボンド・カフェ当日になってしまいました。資料というより、ほとんど自分の勉強のため、みたいな文面に終始してしまった気がします。また、予定の範囲をカバーしきれずに、中途半端になってしまいました。(すみません)。もう少し、話題となる「憲法」…

加藤典洋『敗戦後論』(ちくま文庫)ノート① 〜バガボンド・カフェ資料その5

さていよいよ本題の『敗戦後論』に入るわけですが、お待たせして?申し訳ありません。ええと、なかなかうまく要約できるか、自信がないながら、短めにこの本の内容をご紹介したいと思います。まず、加藤典洋著『敗戦後論』(ちくま文庫2005年、講談社1997年8…

6月25日バガボンド・カフェの資料その4〜前回のブッダ・カフェでの話題「日本語と法律」

先月5月25日に、ブッダ・カフェが行われて参加した折、面白いことが話題に上がりました。 それは、英語と日本語のちがい、というか、日本語の多義性というような話題でした。たとえば、先日刊行された、3.11直後に東北を青森から仙台まで徒歩で旅した藤井豊…

こ6月25日バガボンド・カフェのための資料その3?

うかうかしているうちに、あっという間にバガボンド・カフェの日が近づいてきました。なかなか思ったほど、記事をアップできずにいて、申し訳ありません。前回も、タイトルだけアップしたまま、続きを書けずにいました・・・。なかなかパソコンの前に座れず…

赤坂真理「明治を、取り戻すのか〜改憲論に想う」バガボンド・カフェ「憲法について Part3」資料その1

以前このブログに書いたことがあるのですが、最初に今回のバガボンド・カフェの経緯的なことをご紹介します。 「憲法」をテーマにしたのは、小説『東京プリズン』の作者赤坂真理氏が、朝日新聞紙上に寄稿していた文章を目にしたからでした。 この文章は、WEB…

バガボンド・カフェ@ブッダ・カフェ「憲法について PART3」をやります。

以下告知の文章です。是非関心ある方、のぞきに来てください。 こんにちは、イザイです。 東日本大震災を契機に月1回、京都四条の徳正寺で実施されているブッダ・カフェの場をお借りし、昨年の秋と年末に、憲法の勉強会みたいなものを2回続けて行なわせてい…