A Day 東京で朝を過ごす〜水道橋〜原宿〜明治神宮〜代々木

社用で東京へ。いつも駅から外にはほとんど出たことがなかったが、翌日休みであったので泊まり、朝10時の新幹線で帰るまで、明治神宮〜代々木をうろつく。
明治神宮の森が深く驚く。京都御所より深い。参道はでかい。しかしすぐ向こうにビルがそびえる。
朝早かったせいか、人気が少なく、御所みたいに歩いている人もいない。
しかし、かなり若い女性が、鳥居のところで本殿にむかい一礼して入っていった。通勤途上らしき人も前を通るとき礼をしたりしたのを見た。それも女性だったが。
これが東の特徴、まだ明治の雰囲気が熱いのだろう。西は古すぎるのだ。
代々木ゼミナール、そのなのとおり駅前にそびえていた。
よくも悪くも競争の都市、早朝7時30分で電車も満員、座っている人の方がまれ。みんな本をよく読んでいる。
しかも勉強の本だ。
ひとりちらとのぞくとビジネスマン風男性だったが村上春樹の「ノルウェイの森」だった。
だんだん地名と並び方がわかりつつある。がまだほんの少しである。
今度いつ行くかも分からない。今回は現地の知人に会い、原宿表参道、そして明治神宮を教えてもらった。
山下達郎が、若い頃「新宿グリーン」で一晩明かしたみたいな話をしていた。
それはおそらく新宿御苑のことか。
今回は水道橋に用事があった。ゆっくり見れなかったが、昭和21年44歳の小林秀雄が酔っぱらってプラットホームから落ちた駅だ。奇跡的にそんなに怪我なく、そのことを「感想」というベルグソン論に書いている。
ついに水道橋に行けた…不謹慎?ながらその思いは強い。(水道橋はさすがに写真撮れず)