大阪駅情景〜元職場関係の忘年会はしごしました

はや12月に入り、世間は忘年会シーズンに突入、現職場のタクシーのガススタンドも若干だが忙しくなる。
そして、わたしも元職場の忘年会のお誘いがあり、新旧2件はしごしました。
いずれも大阪在住の方が多く、一件は梅田、一件はなんばで、時間調整し、2件出ることができた。
しかし、それを考えると、複雑な心境にならざるを得ない。
最初の一件と次の集まりは、組織は同じなのに、メンバー同士の面識はなく、不肖わたしが長く勤めていた手前、両グループに面識があるだけなのだ。
かようなほど中小企業の社員入れ替わりは激しい。
しかも2件目のグループにおいては、みなさん二度にわたるM&Aを体験して、前の組織に残留している方は5名中1名というありさま。
雇用の流動化というのが加速を増しているのを痛感する。
ただし、M&Aでも、吸収される側はちりぢりになるが、吸収する側は安定していて、勝ち組負け組の差は歴然かなと、痛感するのではあるが、しかし、人生設計という点では、わたしをはじめいい転機になっているのではないかと、自らを慰める次第。
残留組の方は、やはりアメリカにおける人種差別並みの社内の辛さがあるようで、それを堪え忍ぶしかないようだ。
いきおい、前の組織にいた人の現況の噂話となり、結構どこの会社も、組織の合併、分裂などでちりぢりになった人同士、年末は集まって飲もうという事態になってるんでは、と思わされた。
こういうグループは節目の時期、年末やお盆しか集まらないので、その時期の居酒屋の売り上げは、空前ではないかと、思うが、やはり会社の経費で飲めたバブル期に比べたら、件数は多くても、単価はしれてるか、と思わざるを得ない。
たしかに今日の二軒目は、飲み放題の結構量もあるコースで、2,980円ぽっきりだった。
各業種、勉強勉強の不況越年、来年は景気向上を祈りつつ、大阪駅の写真撮りました。
昔、大阪駅からJR野洲行き最終に乗り、当時神足(こうたり)と言った長岡京までよく帰った。
懐かしいな〜。