2013年2月3日(日) 暖かかった晴れの日 家から出ず過ごす NHK『テレビミライ』

今日は春みたいな暖かな日差しが降り注ぎ、びっくりした。先週の土曜の雪と凍てつきは、どこへやら、いやもう先々週になるのか。ところが、急に夕方寒くなると、身体が調子が狂い、堪える。昼間セーターを脱いでいたので、背中がひりひりする。急いで着込む。セーターを脱げるのは、もっと先だろう。当然である。

この間の日曜の本屋の出来事には、続きがあったので、書こう書こうと思いつつ、今もう10時になってしまう。今日は休みだった。外にも出なかったので、いくらでも書けたはずだが、いかんせん、家でやることが最近増えてしまい、夕食まで座れなかった。

前にも書いたかもしれないが、最近わたしが洗濯や炊事をやることになってしまった。母が家事をめっきりしなくなっていて、やはり週に一度くらいは、洗濯や掃除をしなければ、えらいことになってしまう。ずいぶん昔だが、ひとりでアパート暮らしをしていた。そのときの感じと似ているようだが、違うのは家だとモノが多く、若干広い分仕事が1.5倍くらい大変な感じがすることだ。

机の上も、すぐモノで一杯になってしまう。それを片付けたり、先月ガス代がえらく請求が増えたので、ファンヒーターを使っていたのをやめ、コタツをついに出した(こたつは入るとすぐ横になり寝てしまうので、なるべく出したくなかったが、石油ストーブの上にファンヒーターをすぐ使いたがる。コタツのほうが、保温効果が高く、電気代もそう上がらないだろう)のだが、そのためいろいろと場所を空けなければならない。そのため掃除をやむなくした。

洗濯も天気がいいのでして、布団も干した。物干し台で干すのは、ほんとうに久しぶりであった。最近天気が悪く、いい日は仕事で洗濯できず、家の中に100均で買ってきた、「伸縮ポール」を廊下に掛けて干していたのだ。さすがに、物干しで干すと夕方に取り入れるときにしっかり乾いていた。

そして昼ごはん、夕食作り、ご飯は朝炊いたのを一日もたした。そうこうしているうちに、日が暮れてしまった。かろうじて、暗くなりかけたときに書かないといけないはがきがあり、ボストに投函しに外に出た。誰にも会わなかった。日曜は最近こんな感じだ。子どもも見かけない。

よくわたしが子どもの頃、母が夕食の後片付けをしたあと、ぶっ倒れて寝転び休んでいた思い出があるが、むべなるかな、こんな調子で家事を一日やらないといけない主婦は結構大変である。しかも、仕事を持っていたら大変だったろうと、いまさらながら感じ入る。

いま家事をやりたがらないのも、当然かもしれない。原因は、まあ4年前に起こした脳出血のせいだが、それがなくても、もしかすると宅配などを駆使して、自分で作るのはやめていたかもしれない。

わたしはいまも、前の会社を退職後はフルタイムで働いているわけではないので、そこそこ時間があり、こうして家事もするようになったが、もしフルタイムであったり、結婚して子供でもいたら、これではすまなかったろう。もっと効率のいいやり方で、家事を軽減しなければ、やっていけないに違いない。いまは料理めいたことを、半分興味本位にして、お惣菜を買いたがる母を止めているが、そんな気力は失われていただろう。

もともと、別のことを書こうとしていた。しかし、どうやら書く機を逸したようだ。また、このブログを読んでくれている知人に会うと、「難しすぎて読むのがしんどい」みたいな反応があった。なので、力を入れて書いているつもりで、読んでもらえないと困るので、日常的な話題にここは絞り、身辺の報告をしたほうがいいのか。

しかしそれに徹するのはなかなか難しそうだ。そして、読むのがしんどいのはわたしの書く力のなさだろう。なるべくやさしく書いていくつもりなのでお付合いください。

先週のことをすこし。金曜日の夜、NHKでテレビ放送60周年を意識してこれからのテレビのあり方を考える視聴者アンケートを駆使した番組『テレビミライ』を見た。(これは録画していたのだが、結局その場で見てしまった。今日もその再放送をすこし見た。こうやって見る番組は不思議に見るもので、録画したからといって見るとは限らないのだ。録画は便利で、何回も見れるが、テレビのよさはラジオもそうだが、即時性ナマでみるよさかもしれない。)

この番組で印象に残ったのは、日本テレビの土屋プロデューサーの「製作する者は熱くなければならない」ということばと、ニコニコ動画の社長が言っていた「(普通はそれがテレビの報道に求められるのだが)中立にこだわると面白くなくなる」という意見と、その意見をもとに司会者の糸井重里が指摘したジャーナリストの池上彰小沢一郎へしたかなり「言いたい放題」なインタビュー(これはネットで話題になっていた?らしいが、どういうものであったかわたしは知らない)に対し、NHKの解説委員の方が、「それは、池上さんが視聴者の意見を代弁していたからみんなに受け入れられたのかもしれないですね」ということばだった。(何を言っているかわからなくてごめんなさい。)

とにかく、思わずずっと見てしまう「熱さ」があったのは確かだ。しかし糸井さんを久しぶりにテレビで見た。どうも彼は、テレビに出ると、かつての『YOU』の雰囲気を生み出してしまうようだ。(おそらく番組もそれを狙ってプロデュースしているのだろう。)あーいう雰囲気は、最近テレビで見かけなくなっていることに気づく(そんなことないですか)。

この番組のあと、NHKが昔の懐かしい番組、(『ひょっこりひょうたん島』『満点パパ』『連想ゲーム』などなど)を使った3分間くらいのコントをいくつか放映していた。これはすごく面白かった。確かに昔はテレビを家族で見ていた。熱気があった。