秋桜2014〜本屋さん店長と会う

今朝はこの二三日続いた秋冷えが和らぎ、少し小雨が降って山が煙ってなんだか春先みたいな雰囲気でした。
夜勤明けて帰り、自転車で帰り道、時々通る道にコスモスがまだ咲いて揺れていました。
ここは川沿いにコスモス畑がなんと両岸にあるのです。
どうやら奇特なご近所の方が暑い盛りから手塩にかけて育てられている雰囲気です。なかなか他の方に見つからないよう、夜更けに水やりをされていたのを見たことがあります。
花が終わり、気づくときれいに刈り取られていたり。豆に手入れされていて、お陰で、秋になるとこのあたりを通ると、いつの頃からか楽しめるようになりました。
おそらく大変な作業に違いないのですが、どうもボランティアでやられている雰囲気です。

なかなかできることではないです。かなり広いですから。

秋桜も、もうすぐ終わりかもしれません。写真を撮ってみました。

最近、人員が足りないまま回しているバイト先から、夜勤を要請され、三日連続朝帰り、一日おいて昨晩夜勤でした。
今朝、町内の通学見守りの当番だったのですが、目覚ましをガンガン通過し、休んでしまいました。

また母のディサービスのお迎えも、何度もベルを鳴らされお電話もいただき、やっと起きる始末で。準備できてなく、謝ってもう一度迎えに来てもらうことに。
送り出し完了して、パンの食べ差しを食べ、また眠気に勝てず、寝てしまいました。起きたのは13時を回るかと言うくらい。
部屋も散らかり台所もひどい有り様で、片付けていると母が帰ってくる時間に。一日が早い早い。

ちょっと気分は雨のせいもありブルーになり、あぁ図書館から借りっぱなしの本があった、朝から行って返しがてら向こうで本読みもできたのに。しかしもう閉館間際で、行っても返すだけになります、とほほ。
重い腰をあげ傘を差し歩いて行く気になんとかなり、帰り、途中で見知らぬ猫が道端で鳴き、立ち止まると足元にまといついてきました。
しゃがんですこし構うと喜んでいるので、手を出すと、ちょっと興奮ぎみで、あっと軽く噛まれました。
そしてそ知らぬ顔で路地に消えていった。そういえば、違う猫でしたが、近所に年老いた猫がよくわたしが通ると鳴いてきたことがあって、でも最近、いないな〜と思い出していました。
新しく遊べる猫があらわれよかったのかもしれません。

歩いているとすぐ前で話し声がして、さっきからずっと前を歩かれていた方が立ち止まり自転車の若い男の人と話されていました。
あっ、店長。先日閉店された近くの本屋さんの店長さんなのでした。
わたしが、あいさつをすると、青年もあいさつをしてくれました。店の関係の方だったのでしょうか。
「会う方会う方に、言われるんですよ。待ち合わせ場所にしてたとか、時間潰しに使っていたとか、みなさんそれぞれに違った使い方をされていたんだなぁと。」

本屋とは、なんだったかを考えさせられます。図書館とも違うし、喫茶店とも違うし、ああいった空間は他になかなかないのかもしれません。
もう少し続けられたら、と話されてましたが、、元々17年前に、チェーン展開していた本屋が引き上げようとして、一軒も本屋がなくなってしまうところだったのを、ご自分で店を引き受けテナントも借り、続けてこられたのです。
それだけでもありがたいことでした。

あの川岸の秋桜の人と重なります。