冬のものぐさストーブ料理

今日は夕方から雨になり、いまも激しく降り続いている。どうやらこの雨は雪になりそうもなく、雪のイブはなさそうだが、それでもイブはイブといおうか、独り身には身につまされる日である。
どこに行っても家族連れかカップルばかり目につき、仕事以外でひとりで行動しづらいったらない。
昔はクリスマス土日祝はたいてい仕事をしていた。その行動パターンから抜けきれないというか、抜け出せてないというか、ものぐさに拍車がかかる日である。
そんな意識はまったくなかったが、わたしはほぼ一日寝てしまった。昨日が夜勤明けで、一日ほぼ寝ずに用事をしたうえ、夜寝るのが遅かったせいだと思う。目が覚めたらすでに夕方に近く、一日をほぼ棒に振ってしまった。
おまけにご飯を炊くのを忘れて寝たので食べるものがなかった。それで外に食べに出ようとしながら、母のヘルパーさんと年末の挨拶を交わしたりしていて、出るのが遅くなり、いつも行くカフェが日曜で早じまいしてしまっていた。
そこで、近くのドラッグストアに寄り、惣菜を買うつもりが、なんとなく焼きそばともやしだけ買い、すぐ食べるものはなぜだか買わなかった。
それでいまやっとその焼きそばを、冬場によくやっているストーブの上にフライパンや鍋をのせてやるものぐさ料理法で作り、食べている。
この料理は、ストーブの上にやかんをかけれるタイプのストーブさえあれば、できる。
焼きそばであれば、フライパンに油を少ししき、豚肉とキャベツや具材、もやしを入れ、ふたをする。
ふたがない場合はホームセンターなどでフライパン用のふたが売っている。わたしもふただけ買ってきた。
しばらくすると野菜と肉がジュージューいってくるので、はしでまぜながら炒めしばらく待ってからゆでめんをいれふたをする。
あとだいたいいたまった段階でソースを入れかき混ぜる。
それだけ。

あとカレーももっぱらストーブで作っている。
ストーブは便利で火はあるだけで、心が落ち着く。また暖房と調理がいっぺんにできるのでエコでもある。
いいと思うが、灯油を買ってきたり、しないといけず、邪魔臭かったり、マンションとかだと禁止のところもあるらしい。
そういう世の中になってしまった。だが、先日電気やさんにいくと、需要があるみたいで店頭に置かれていた。