新年にどこもかも閉まっている夜の街で、仕事からの帰り(年末から3が日仕事だった)、毎年恒例のセールをやっているBOOKOFFに立ち寄り、古いCDを買う。文庫も7冊ほど買いました。
山崎まさよしのこのCDは10年ほど前、CDレンタルをしてカセットで聴いていた。
夜明けのまだ薄暗い道路に、春を待つうたが道端のごみのように、転がる。素晴らしいナンバーぞろいです。
彼の歌は、なんとなく冬の気分があってます。
「未完成」
白々と明けてく空の下に
相変わらずしたたかな街がある
季節外れの風が吹く中で
朝にせかされている 僕がいる
冗談のように過ぎる毎日を
笑い飛ばしたり こだわってみたり
ただ先も見えず歩いているから
君の声だけでも聞きたいんです。
ゆっくりと日が翳るゆるい坂道で
あてどなく転がっている夢がある
ざわめきを離れた狭い路地裏に
やるせなさを紛らす唄がある
日を数えるごとに染み付くズルさを
開き直ってみたり 言い訳にしたり
ただ一人きりじゃやりきれないから
また今宵 君を求めてしまう…
I will end up basking in your love……
行き場を無くして漂う悲しみを
遠ざけてみたり 見失ってしまったり
そしてまた人は愛に迷うから
人知れず涙を落とすんです。
This is why I'm shedding secret tears……
words & music by Masayoshi Yamazaki
p:2003 UNIVERSAL J. A UNIVERSAL MUSIC COMPAMY.
この人は、しかし、昨夜深夜テレビでキャンプ番組してたひろしさんにどことなく似てますね。