雨時々中島みゆき〜アラフォー5年鑑7

雨である。かなり更新をさぼってしまった。
私的には怒濤の日々であった。ここでかいつまんで報告すると、元お客さんの紹介でアルバイトを始めた。
また、最近関心のあった森林ボランティアの活動日が先週土日にあり、見学がてら参加させてもらった。
同時に、ハローワークで募集していた職業訓練介護福祉士コースの試験もあった。
重なるときは重なるものでいままで暇をもて余していた毎日が、休みなしの状態になった。
それに加え二三の昔の友人から連絡があり、会わないかと誘いがあり、連絡の行き違いで断るはめになったりした。
バイト先は、屋外のタクシー専用のガスステーションである。
前の業界とはまったく異なる世界で新鮮極まりなく、かつ感覚がいまだつかめず、苦労しているが、私を紹介してくれた元お客さんも面倒見よく従業員の方々やタクシーの乗務員の方々は温かい人柄でひどくいい環境である。
ただ屋外に交代で出るので、一昨日の急激な気温低下と雨には、服装の対策不足で応え、風邪を引いてしまった。
幸い昨日一日休んだら熱は下がり、今日はまだ寒さはそれほどでもなく、なんとか仕事している。
風邪予防にビタミンCは効くらしいのでみかんやキャンデーを摂取している。
しかし、雨はまだやまない。いま休憩時間にこれを書いているが、この気分になにか適当な音楽があると思い出している。
それが、そう、私が学生の頃よく流行っていた中島みゆきなのだ。
なぜかしら車の行き交う交差点と言うよりはサービスエリア、私鉄より昔の国鉄、ホワイトカラーよりブルーカラーに彼女の歌はよく似合う。
しかもその二つを分け隔てなく流通している。
自然への回帰、忘れていたものへの思い、突如沸き上がる郷愁。
地上の星」と「レッドライト テールライト(曲名これで合ってたか不明)」がNHKの『プロジェクトX』のテーマソングになってからは、高度成長を支えた企業戦士のアイドルに君臨した中島みゆきだが、春のひどく遅く短い北国の憂愁は、不景気に低迷するこの国のこころの友となるにもふさわしい歌であろう。
ひとには「わかれうた」をくちづさみながらしか乗りきれないときもあることを、小声で主張したい。