音楽

すっぴん!月曜 宮沢明夫 日本のプロデューサー3回目細野晴臣さん

さっきまでラジオでやっていた「すっぴん!」宮沢明夫さん担当、で細野さんの話をしていた。 なかなかいい話だった。YMOが結成され、ヨーロッパツアーに出たとき、細野さんは日本の紙と木の文かと鋼と石の西洋文化との歴史的な隔たり、越えがたさを自覚し…

祖母のこと あるイベントに参加  ジョニー・フリン ”In April"(映画”Song One")

前回の日記から、ずいぶん時間が経ってしまった。どうも、この9月末に少し怠けてしまったせいか、10月は非常に忙しくなってしまった。なかでも、やはり祖母が亡くなってしまったことが一番大きな出来事であった。祖母は明治41年生まれ、享年107歳。あまり祖…

真夏に打ち込む (8月終わりの頃聴いたラジオ)

ちょっとだけ今日思い出したのだが、先月終わりに車の中で聴いたラジオの話しのことを書く。 あれは、たしか8月も終わり、9月に変わろうとしていた頃だった。わたしは、車で100円ショップにかっていた。たしか、土曜か日曜の昼間で、出勤途上であったか、母…

「合気道は敵を作らない武道」はっぴいえんどにもみられる流儀?ブッダ・バガボンドカフェ5月25日雑感

久々の更新、昨日は毎月25日開催のブッダカフェにて「バガボンド・カフェ」を行いました。 参加者は総勢最終的にはわたしを含め7名、いつも通り顔のよく見える範囲の集まり。 いつもはブッダ・カフェとして開いている場を借りきり、開催させてもらいました…

桜咲く はっぴいえんどの不思議な威力 スガシカオ「SugarlessⅡ」

今年も桜の季節になったなぁ、と思う。そう書くしかないのは、どうもそれどころではないからかと思う。 自分がこれほど弱い人間だと痛感させるのに、世の中は苦労しやしない。そんなことは砂のように捨てるほどある。最近の自分のことについてはうまく言葉に…

寒波 新年 D・ボウイ追悼 

昨日から寒波が来て、かなり寒くなってきましたね。ずっと暖かい日が続いていて、昨夜は夜勤、堪えました。 また久々の更新になってしまいました。 最近、知り合いからも「更新がないと心配だ」と言われ、更新するきっかけになりました。 年末年始はずっと仕…

秋が来てもうたがあれば〜中島みゆき『愛が好きです』(新潮文庫)

どうやら、秋になってきた、いや秋が忍び寄り、夏が終わりかけているようだ。 なかなか微妙な季節であり、なんともいえない感傷に捉えられたりしませんか。 今日本棚で、かなり昔、学生の頃買った文庫本が目につき、職場まで持ってきた。 みゆきさんの詞集。…

雨降り ロビンソン パソコン

今朝起きたとき、たしか雨は降っていなかった。 今日は、母がもうすぐ退院してくるので、いままでリビングとして使っていた部屋に介護用ベッドを置く日であった。レンタルすることになったのだが、本当はもっと早く、置き場を確保するため、部屋を片付けるべ…

2014年末「憂い・愁い・ウレイ」考 小椋圭の音楽

ついに今年も残すところ一日。今年は年末に個人的に多忙になり、そういった「師走感」の少ない日々を送っていた。 昨日30日、夜勤出勤途上で、昔からある餅屋さんが店頭にお餅を並べて売っているのを見て、さすがにオセチとか餅とかまったく意識なく過ごして…

2014.8.10ラジオ深夜便ゲスト・片岡義男 8.11NHK-FM 山口百恵特集(ゲスト 宇崎竜童)

台風11号はやっと日本列島から離れたようだが、今年はひどかったですね。 関西は前回の12号のときは難を免れたが、今回は、昨年9月に大変なことになった桂川は、また氾濫の危機でした。 一昨日こちらでは9日の夜半から10日夕方にかけてが台風の直撃タイム…

雨上がり 『Book5 no11 特集 私たちは今日も、片岡義男を読む』 スピッツ「迷子の兵隊」

ここ数日間猛烈に暑かったのだが、やっと雨ですこしだけ涼しくなった。 この2日ほど、知り合いの植木屋さんの手伝いに行ったため、汗だくで仕事をしたため、よけい暑く感じていた。「恵みの雨」だった(が、場所によっては、また集中豪雨で被害のでそうなと…

祇園祭夜店 宇崎竜童氏語る「最近の歌(JPOP)にないもの」 Zardの歌

かなり蒸し暑くなってきた。三日間夏日が続き、天気もいいから、暑い。 最近、朝起きるのがつらく、なさけない。 寝苦しさと夜勤でリズムを崩したせいなのか。 母のディサービスのお迎えや、宅配の配達、郵便局の営業マン等、来訪時玄関ベルに気づかず、電話…

ハンカチがない〜「真珠のピアス」(1982)

昨日外出するとき、ハンカチがないのに気付き、いろいろな場所を探したがない。 最近めっきりスーツなど着なくなって、それに伴い、普段はタオル地の手拭きを使っている。 そのほうが使いやすいからだ。しかしそれも洗濯したため、まだ使えなかった。 スーツ…

「私を忘れる頃」〜12.20テレビ「ミュージックエッジ」カバーアルバム特集〜女(男)の歌を男(女)もうたわんとしてすなり?

この間、深夜の音楽番組で、カバーアルバムがブームだと特集をしていた。ブームの先駆けは徳永英明のVocalistだという。かれこれ7〜8年、いや4〜5年?になるのだろうか。それ以来、オリジナル曲を作るのが大変だからか?カバーアルバムというも…

台風26号接近の夜、イーグルスのホテル・カリフォルニアを思い出す

何回かイーグルスのこのアルバムのことを書いている、がたまたま何となく書きたくなったのでー重複しますが、お許しを。 またまた更新が滞っていたが、祖母が足の骨を折り、山科の病院に入院しているので、見舞いに行ったり急に身辺が忙しくなったせいです。…

2012年9月18日 久しぶりの雨降り ポルノ・グラフィテイと中原中也の関係

昨晩、雨が降った。夜のうちは、わたしは夜勤で職場に朝方までいたが、降ったりやんだりで、あまりひどくなかった。 家に3時くらいに帰りついたときもやんでいたのだが、しだいに雨が降り始め、明け方はひどい降りだった。 久しぶりにまとまった雨をみた。…

9月、蝉鳴きやみ、日差し和らぎ、ラジオからバカラック…

昨日の暑さとはうって変わり、今日曇り空に、吹く風に、まぎれもない秋の匂い。 昨日は炎天下の中、畑に久しぶりに出向き、水やりや生ゴミやり(土に埋め肥料にする)をした。 水やりも丸々一週間できず、畑までは自転車で30分かかり、しかも山の中腹に近く…

いま再び、美しかれ5月〜追悼・吉田秀和さん

5月が終わって5日過ぎたが、社会的にも、またプライベートでも、5月の後半からこの6月にかけて、かなり重大な出来事がめくるめく起こっている、と感じているのは、わたしだけではないだろう。 昨日、株価が異常な底値を記録した。なんでもバブル崩壊時の…

ラジオのように〜トランジスタ・ラジオ

最近ポケット・ラジオを持ち歩いているが、これがなんとも懐かしいとともになかなかいいのだ。 とくに夜勤明けの朝まだき時間、街がまだ眠っている夜明けの薄明かるい静けさには、ラジオが心の支えになってくれる。 ちょうど今週の火曜朝5時前に、この時間…

ラドンとコバルトの1960年代

少し前の話だが、今年1月25日の毎日新聞にこんな記事があったらしい(と知人からきいた)。 関東地方の一部で放射線量が一時通常の2〜3倍に上昇した原因は、放射性物質ラドンが降ったせいだというものだ。 ラドンと聞くと、わたしなんかは怪獣の名前しか思…

ブラームス交響曲第三番 第三楽章をドラマ『看取りの医者・バイク母さんの往診日誌』(TBS)で聴く・父のこと

今日仕事から帰ってごはんを食べていると、生前の父の親友のHさんから電話があった。 じつはHさんは、わたしが留守中も電話をかけて来られていたらしく、母がそれらしいことを、わたしが帰ってすぐ確か言っていた。 (二年半前にくも膜下出血による脳梗塞…

「天才バカボン」の歌〜勉強会の報告1

赤塚不二夫作の「天才バカボン」が、もとは「天才vagabond」だった。このことを、前回のブログコメントでiireiさんに教えていただいた。これは、わたしが知らなかったことだった。しかし、そういえば、、、。いつか、聴いたシャンソン風味付けの「天才バカボ…

イーグルスからの伝言・ホテル・カリフォルニア

昨日車のなかでFMを聴いていたら、イーグルスのホテル・カリフォルニアのイントロが聴こえてきた。 地震以降はあまり音楽を聴く気にならず、いくつかの音楽以外は、こうやってラジオやテレビから流れる音楽しか聴いてなかったのだが、積極的に自分でCDを…

NHK SONGS「杏里」 たぶんこの人もVocalistだった。

杏里をひさしぶりにテレビで見た。 たしかに彼女は「忘れられた」シンガーであった(…と思うんですが、杏里ファンの方すみません)。 この前の日曜もEXILEの歌番組に、久保田利伸が出てきて懐かしく感じた。 杏里はアメリカのLAに住んで音楽活動をしている…

再度植村花菜の「トイレの神様」とテネシーワルツの関係

この間から、このテーマで書こうと思っていたのに、突如筆がそれまくり、結果としてまったく違うことを書いて終わってしまった。(こういうことはよく起こる。明日からこうします、と断言したとたん、約束を破ることをしている自覚がある) あまりたいした話…

NHK教育「もう一度歌いたい フランプールと中学生」(再放送)を見る。

突然だが、いま、その番組(再放送)を見ている。これは、ETV特集の「ロックバンド・神聖かまってちゃん“の子”に密着」という番組を(見たかったのだがちょうど友達から電話があり、瞬間忘れてしまった)終り5分くらい見てたあと、続きで始まった番組だ。…

植村花菜「トイレの神様」とテネシーワルツの関係・2〜キャンディーズと吉田拓郎の意外な組み合わせ「やさしい悪魔」

さて、昨日の続きです。(なお、昨日の記事には記憶違いによる致命的な誤りがあり、脚注で訂正いたしました。ぜひもう一度ご覧ください→2011-05-05 - 為才の日記) 昨日はまったくタイトルとは関係ないことをつづってしまいましたが、キャンディーズ、懐かし…

植村花菜「トイレの神様」とテネシー・ワルツの関係

ずいぶん長く更新しなかった間に5月になり、ゴールデン・ウイークも前半が終わった。 最近アルバイトが連日あり、今日も仕事であった。というより今から夜勤なのだが。 夜テレビで歌番組をやっているのを母が見ていたので、一緒に見ていると郷ひろみがメド…

「荒ぶる神の鎮め方」「原発供養」(内田樹の研究室より)とU2の”with or without you"

前回U2の1987年の大ヒット曲”with or without you"を取り上げたのだが、この曲をもう一度聴きなおすため、レンタルCDを借り、歌詞の意味を読み直した。 with or without you/ U2 日本語訳:中川 五郎See the stone set in your eyes きみの瞳に浮かぶ石の…

「原発への警鐘」という本について〜友人からのメール〜U2 with or without you

前回、コメントの返信で「先見性のある学者が、精緻な理論を展開されていたでしょう」と書かせてもらった。 そこで、先日わたしの友人から来ていたメールに、その一例と思われる本のことが書かれていたので、以下そのまま引用する。 ただし、これを以って、…