東日本大震災ボランティア〜自治体動き出す ユーミン×SONGS「(みんなの)『春よ、来い』プロジェクト」

東日本大震災のボランティアの受入れ態勢が整いつつあるとのことで、昨日の京都新聞京都府内の在住者、勤務者に向け、被災地へボランティアに参加する一次隊の募集が公示された。
しかし、新聞に載ったのは昨日だが、ネットでは19日から公示されていたらしい。そして、今災害ボランティアセンターのWEBを見ると、21日の午後五時の締め切り時点で、90名の募集に460名以上の応募があったという。次回の募集は未定だが、またやる予定であるとのこと。
http://www.saigai-v.com/2011/04/21/%E5%8F%97%E4%BB%98%E3%82%92%E7%B7%A0%E3%82%81%E5%88%87%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F-%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%90%E3%82%B9/


確かに、バスで移動するので、人数に限りがあるのはやむを得ない。手続きや宿泊施設の準備も大変だろう。

さきほど、NHKのニュースでも、関東の自治体でGW期間の被災地支援ボランティアを募集したところ、定員をはるかに超える応募があったという。

たしかに、何かしたいという人は確実にいるのだが、、、。宮城県のボランティアセンターのHPを見ると、やはり現地での状況が予断を許さないため、実際は、来てほしくても、来てくれと素直に言えないようである。しかし、下記の記事を見ると、「歓迎」はしているのが、感じられる。
http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=14320&blk_id=13602

地震直後の論調から大きく変わってきている。

先日、京都市内のさいりん館で被災地に送る個人物資の受入れ、仕分け、発送のボランティア活動を主催されていた、「環境共育カラーズColors of Nature」の呼びかけで、被災地を支援しているあるNPO「名もない救援隊」の代表、加藤大吾さんによる「現地報告会」が実施された。

その加藤さんのブログによると、被災地域では、圧倒的にボランティアが少ないと感じたという。
名もない救援隊 : 震災現地ボランティアのお誘い

同じような記事をツイッターの書き込みでも見かける。
#rqcenter - Twitter Search

拙ブログでも、被災地への個人物資送付について触れたところ、かなりのアクセス数があり、たくさんの方が「どうしたら助けになるのか」を考えて検索されていることが伺える。
もし迷っておられるなら、上記のHPに直接アプローチしてみてほしい。

なお、ボランティアにもし行くようになった場合に、参考になりそうな記事を見つけました。

初めてボランティアに参加される方へ〜
http://www.jpn-civil.net/support/volunteer/post_3.html

水害ボランティア服装マニュアル(宮城災害ボランティアセンター)

http://rsy-nagoya.com/rsy/common/pdf/suigai-manual.pdf

昨日、NHKのSONGSで、ユーミンが「春よ、来い」を歌い、WEB上で被災地を支援するキャンペーン「みんなで『春よ、来い』を歌おう」をやっているとPRしていた。
http://www.nhk.or.jp/songs/yuming/index.html
番組では、そのキャンペーンで投稿のあった自分で歌う「春よ、来い」のコーラス部分の動画の一部を、彼女の歌声のバックに使ったり、100人以上の素人のコーラスと一緒に「守ってあげたい」を歌ったりしていた。

「歌声の千羽鶴」とはユーミンの弁。

なんと、これはユーミンのはじめてのチャリティらしい。
テレビでの歌は、よかった。昔聞いたとき、NHKの朝ドラで聴いたときは、そんなにいいと思わなかったのに。
本当に、われわれは春を待っている。
しかし、原発事故が収まっていない以上、東北にはまだ来ていないし、おそらくどこでも、今年の春は、正直心の遠くで足踏みをしていて、本気で祝えない。
この歌が朝ドラで流れていた当時、ちょうど阪神大震災があり、被災者が慰められたと、番組で紹介されていた。
さすが、大御所ユーミンは、やることがでかい。天晴れだと思う。
YouTubeでの「春よ、来い」。アジアの歌手と一緒に歌っている。