ともしび

また、クローズド・ノートネタで。
映画では主人公の沢尻エリカは大学生で、マンドリンクラブに所属しており、原作もそうだとは思うが、彼女が「ともしび」という曲をマンドリンで弾くシーンがあった。
私にとっては、マンドリンなんて古風な、という感想だったが、映画の中では重要な役割を担っていた。
その曲を沢尻が弾くところを見て、沢尻が恋するところの画家が、沢尻をモデルにしようとする。また、最後にその画家の個展でたしかその絵が披露され、絵のタイトルがともしびだったような気がする。
「ともしび」はロシア民謡だ。マンドリンにはしかしなぜロシアが仲良しなのだろう?トロイカやペチカなど子供の頃耳にしたロシア民謡はなんだかマンドリンが伴奏してた気がする。
たしか萩原朔太郎の詩に
やれうるわし?のマンドリン
って言うのがなかったっけ。
マンドリンなんてしかし映画から思い出したのはわけがある。
すけさんという方のチェロの動画をみたからだ。インターネットですけさん+チェロで検索するとでてきました。
多重録音でエバンゲリオンのテーマを「決戦」と題し四つの画面で合成し配信しているアイデアにはプロ並みの執念を感じました。
個人的にはバッハの組曲が新鮮でわたしはKOされてしまいました。また感動をさせてください〜。