京都梅小路蒸気機関車が「すべらない」砂配布〜朝日新聞「青鉛筆」より・内田樹講演会@京大の予定

1月5日付某全国A新聞のテレビ欄の裏面にある小さなコラム「青鉛筆」に面白い記事が出ていた。以下引用します。

梅小路蒸気機関車館京都市)は4日、SLのかまでたく石炭と、車輪の空転を防ぐためにレールにまく砂を詰め合わせた小袋を入館した受験生に配り始めた。
▽昨シーズン、「すべらない」砂を配ったところ、朗報が相次いで寄せられた。100㌧を越すSLを力強く動かす石炭を加えれば突破力も抜群、と第2弾を企画した。
▽袋には、「燃えろ受験生」の文字。「ただし、熱く燃えすぎて、早とちりや勘違いにはご注意を」と同館。入館料は4歳から中学生は100円、高校生以上400円。


 小袋の写真には、袋に「合格祈念券」といった、ちょっとイタいタイトルの切符が貼ってあり、「すべての受験当日に限り有効」と書かれている・・・(爆)
「朗報が相次いで寄せられた」には、まいる。
こういった、ダジャレは「オヤジギャグ」の部類に入りかけているが、なんとなくほのぼのとしていて、クオリティの高いものといえる。「熱く燃えすぎて・・・」のコメントも、お役所っぽくなる寸前で、お茶目な部分をキープしている。
 こういったことは、前職でも経験したが、考えるのはすぐできても、往々にして会議で横槍が入ったりして、実行になかなか移せないものだ。しかし、梅小路SL館は、その高いハードルをクリヤし、実現させているとは!かなり優れものの職員がおられるのだろう。
 梅小路は、子供のころ父のカメラを借りて、友達と一度だけ行った。わたしは、フイルム2本を使いまくり、D51やC62(スワローエンゼル)のドアップや、一日一度デモで蒸気を炊いて走るSLを激写した。
 入場料子供100円とは!そのころ(もう35〜6年前)と変わってないのではないか。

 内田樹先生のブログを見ていたら、1月19日(水)午後16:30から京都大学の文学部新館で、無料の講演をされると書かれていた。テーマは、「人文科学に未来はあるか、あったらいいね」だ。
 行ける方、ぜひ行ってみてください。
 詳しくは、以下です。
 Event: 京大で講演やります。