スター・ウォーズ二大女優の映画1 『水曜日のエミリア』

先日、深夜番組で時々見ていた『関ジャム 完全燃SHOW』の年末放送で、新年に2022年を振り返ってベスト10を選ぶ特集をやる、と言っていたので、今年初の同番組、先月22日に放映されたのを録画してみた。

新人アーチストを発掘する趣旨みたいではあるのだが、みごとに知らないアーチスト知らない楽曲ばかりであった。

作詞家、プロデューサー、アーチストの三人が2022年発表された10曲を選んでいた。かぶっている楽曲も少ないがあった。

そのひとつが『エジソン』というナンバーで、不思議な感じの面白い歌だったが、歌ってるのは「水曜日のカンパネラ」という変わった名前のバンドだった。

出演者は「水カン」と略して呼んでいた。たぶんかなりキャリアもあるアーチストっぽかった。

それで思い出したのは音楽でなく、映画のことである。

むかし、母の介護を家ではじめた頃、夜勤がメインだったので、朝、母をディサービスに送り出してから時々家で借りてきたDVDを見はじめたことがあった。

前も一度似たことをここに書いたが、それは母がなくなったあと、まったく映画を見る気にならなくなった。しばらく休んでいたが、知人に頼まれてDVDを探すことになって、前に一度見た映画を見たくなり借りたということだった。

だが、それ以前に、レンタルDVDを借りはじめたころ見た映画のなかに『水曜日のエミリア』というタイトルのアメリカ映画があった。

これに出ていたのは、あのスター・ウォーズ女優のナタリー・ポートマンだった。

だが実は、この『水曜日のエミリア』を思い出したのはこれがはじめてではない。

たぶん今年にはいって見かけなくなったが、深夜にときたまディオールのコマーシャルが流れていた。それはジャニス・ジョプリンの有名な曲が流れ、女優っぽい女性が車を運転しその歌を一緒に歌うみたいなものであった。

たしかそのコマーシャルの女優はナタリー・ポートマンだった。それに気づいたとき彼女が出ていたその映画を思い出した。

映画は、リーガルドラマと言おうか、主人公エミリア(ナタリーが幼い赤子を事故(育児中に起こった突然死)で失い、その原因が自分の睡眠中の無意識の圧迫ではなかったかと、法廷で判断しようとするドラマだった。

「水曜日の」とタイトルにあるのは、映画のなかで月一度水曜にそうした子供さんを亡くした親たちや親族が集まって歩くイベントが行われていて、そのシーンが何度か出てくる。

たぶん現実にアメリカでそういう「水曜ウォーク」が行われているのだろう。

(いまネットで念のため調べたところ、ドラマのメインはナタリー演じるエミリアと新しく連れ添った夫の連れ子との複雑な関係がテーマのようだった。すっかりではないがかなり内容を忘れてました、、。)

スター・ウォーズではナタリーの役はアナキン・スカイウォーカーつまりダース・ベイダーの愛する妻であった。

そしてナタリーは、アナキンとの双子、ルークとレイアを産むが直後亡くなってしまう。この悲劇には暗黒面の誘惑に逆らえなかったアナキンが原因のところがあり、彼はそれがもとでダース・ベイダーと生まれ変わるのである。

考えてみれば、スター・ウォーズとは真逆の立場を、この映画で彼女は演じているわけか、、。

もう一度借りてみて、また感想を書きますね。

ちなみに、ナタリーはスター・ウォーズ後の主演作として『ブラックスワン』という超弩級映画があって、この方が有名かも。

さてもう一人のスター・ウォーズ女優は、あのアンジェリーナ・ジョリーである。

実はこの人の出てるかなり前の映画を最近見た。それは次回に。