バイト先にある「何が出るかお楽しみ」自販機をアサゴエゴエが読売テレビ『テン』の悩み相談コーナーで紹介

バイト先のガス・スタンドの前の歩道に面して置かれている飲料自販機を先日、読売テレビが取材に来た。ディレクター一人とカメラマンと音声、そして進行役のアサゴエゴエにその不思議な自販機のことをテレビのコーナーに投書した近所の美容院を経営されているという若いカワイイ女性の5名だ。(派手ないでたちでついタレントと勘違いした)
不思議と言うのは、その自販機のいくつかのセレ(ボタン)はなんと40円で缶飲料が買える。ただし何が出てくるかわからない。↓

通常見本の商品がディスプレーされているところには、「何が出てくるかお楽しみ」とワープロ打ちされた色紙を巻いた缶が置かれている。
それを不思議がって、その女性が「依頼」したというわけだ。
番組の趣旨は探偵ナイトスクープに似ているが、調査を依頼するのではない。小さな悩み相談らしく、同じコーナーで「牛乳を飲めば本当に背が伸びるのか」という悩み?にも回答をしていた。
むかし中島らもがA新聞でやってた悩み相談と通じるものがある。
今回は変な自販機から果たして何が出るのか、飲料以外のものがでやしないか?不安で買っていいのかどうかで悩んでいる、という投書だった。
管理しているのはバイト先の営業所を管轄する本社社員のOさん。わたしの友人で、バイト先を紹介してくださった方である。

Oさんが、この営業所に赴任していた時に発案して置いたものらしく、ここ以外にもう一つあるスタンドの前の敷地にも、同じタイプの自販機が置かれている。

以前、そのもう一つの自販機が通行人の投書によりテレビ朝日の番組(東京から取材にきたとか、、)にすでに紹介されたこともあり、実は今回で二回目とのこと。

わたしも安いので、時々買っているが、コーヒーが出たり烏龍茶が出たり、楽しめ、ご本人いわく、最初は在庫処分のためやり始めたが、好評のため、客寄せ目的で始められたとか。
仕入れから補充まですべてお一人でされている。

取材は先々週の月曜に行われた。当日はOさんの直属の上司も同席され、会社の宣伝効果も見込んでだろうが、朝から待機されていた。

取材はかれこれ3時間ほどかかり、Oさんはかなりゴエ氏にインタビューされ、いろんな「絵」をわりとしつこく撮っていた。Oさんが自販機に飲料を補充するところや投書した方とゴエ氏が実際に何がでるかやってみるようなシーンも撮ったようだ。
ゴエ氏が自販機を使い、コーヒーが出てきたところ↓


思い出すのはOさんが取材を受け何かを話すごとに、ゴエ氏だけでなくディレクターやカメラや音声の方まで声をだして少し大げさに笑う声であった。盛り上げているのだろう。
わたしは取材時作業してたので遠くにいたが笑い声はよく聞こえた。

その様子を見て、「なんやあれ?」とガスを入れに来るタクシーの方に訊かれた。
わたしはテレビの取材だと説明していた。ほぼ毎日こられるがその自販機のことを知らない人もおられた。車からおりずに大半の方は通過するからだろう。

さて待ちに待ったその放映日が一昨日木曜のことである。通知されたのは当日の朝とのこと。毎日夕方にやっている帯番組なので、それまではわからなかった。

Oさんが仕事を終え、急いで営業所に寄ってくれ、教えてくれた。作業をしながら営業所メンバーで所内のテレビのあるお客さん用の休憩コーナーで見始めた。
しかし実際に放映されたのは予定時刻を30分も過ぎてからだった。

他の悩み紹介やコマーシャルがえらく長い。たまたま居合わせた運転手の方々も、何人か画面を見つめる。
ようやく目にして「あやしい自販機と紹介されとるで〜」とO氏を茶化していた。
放映は5分もかからなかった。あっという間であった。
番組の内容だけでなく、取材の様子、オンエアを見る状況、そして何より「お楽しみ自販機」そのものが関西風スラップスティックであり、あのらもさんをかなり思い出す出来事であった。
O氏を取材するカワゴエゴエの映像↓

オンエアの映像を携帯ワンセグにRECするO氏↓