猛暑の8月まだ続く2〜夜中のモスバーガー

昨日ある友人と会ってかなり遅い時間に、モスバーガーに入りお茶を飲んだが、店は満員に近かった。
あまり席数の多くない店であったせいもあるだろうが、わたしたちが店を入ったとき、すでに座っていた多くは学生らしきお客たちは、わたしたちが店を出るときも、動こうとはしなかった。
見ると一人でいるお客が多かった。学生っぽい人が多いのは、この店が大学のすぐ近くにあるからだろう。携帯をいじったり、イヤホンを耳に突っ込み文庫本をひたすら読んでいたり、その姿は「居座る」というべき体勢で微動だにしない。
いくつかカップルやグループらしき客もすくないがいて、旅行用の小さめのトランクを近くにドカッと置いたりしていた。
旅行というより、おそらく帰省か旅行から「帰ってきた」のではないか?
そしておそらくこれらモスの夜中といっていい終電間際のお客たちは、あきらかにクーラーの効いたところに避暑をしにきているのだろう。
これはやはり独り暮らしの学生や社会人の一部の、節電が叫ばれた去年以降の夏の夜の定番の過ごし方だったのかもしれない…。
涼しくなってきたら少し数はへるだろう。
たしかに昨日もさらに今日も暑い。なんだか雨が降りそうで降らず、蒸し暑い。
夜には秋の虫の声がしだしているが…。
天気予報は雨が降るパーセンテージが高いのだが、朝からガンガン照りだ。風は少しあるが。
畑に行けてないため雨を待望するが、いまのところまったく降りそうにない。
今日も暑くなりそうだ。
昨夜帰りしな、近くの川のそばを通った際、暗いなか水の白いしぶきが涼しげだった。
それは今週はじめ母の実家に母親を連れて行ったとき、たまたま近くの山のなかの名所を訪れて見た「野鹿(のか)の滝」の見事な白滝のしぶきを思い起こさせた。
それは見るからに涼しげでかつ清らかな自然の壮観だった。見る人もなく、山中奥深く隠れ、秘かにその豪奢を誇る「美女」であった。

福井県おおい町にある「野鹿(のか)の滝」↓