再度植村花菜の「トイレの神様」とテネシーワルツの関係

この間から、このテーマで書こうと思っていたのに、突如筆がそれまくり、結果としてまったく違うことを書いて終わってしまった。(こういうことはよく起こる。明日からこうします、と断言したとたん、約束を破ることをしている自覚がある)
あまりたいした話じゃないので、早いめに書きます。
つまり、先日NHKの歌謡ショーに植村花菜が出てきて、トイレの神様を歌うとき、MCのアナウンサーが、「トイレの神様は、植村花菜の実体験を歌にしたものだが、そのおばあちゃんが、生前好きだった「テネシーワルツ」のメロディを元に、作った曲だ」という紹介をしていたのだ。
よく聴くと、似ているのかもしれない。(最初のイントロやギターの伴奏がワルツっぽいといえる)
しかし、メロディラインは、日本の固有のものとも言え、これだけ流行った背景には、テネシーワルツのリズムを、日本的に消化しきって歌っているからかもしれない。
テネシーワルツの流行は、おそらく昭和20年代だと思うが、それから60年、アメリカはほぼ自然に日本人の生活に紛れ込み、その根元をわからないくらいになじみの「文化」となったのだろう。