いったいどこをさ迷っていたのか〜夜歩く紅葉じゃなく効用

昨日書いた、ずいぶん長くさ迷っていたような気分の原因は、体調のせいだと思われる。
最近、職場に欠員と異動が重なり、その補充があったのだが、シフトが回らない状況だった。おそらく、ギリギリの人員で回しているからだろう。
だからわたしの夜勤が増えた。一時的に週四、五日夜勤だった週もあった。
いままで仕事を母の介護の関係でセーブしていたこともあって、身体的には楽していたからか、急に夜寝ないことが続いたからか、昼間動いて睡眠取らないと、てきめん、次の日しんどくなる。
夜勤は二日続くとかなり辛いが気の張りでなんとか乗りきれる。しんどいのは一日空いてまた夜勤になることだとわかった。その一日は休みではなく、昼間働いている人の夜なのだ。
わたしは睡眠時間をメモり、細切れに睡眠を取れば乗り切れると思い、昼間用事をしていた。しかし、それは難しかった。
夜勤の明けの日が休みであって、多少無理して昼間あまり寝ないで、さぁ夜寝よう!と早目に就寝する。
だが、眼が冴えて眠れない。
この不眠を乗り越え、やっと寝れるのが一日おいた二日目の夜であった。
よって夜勤後二日間空かないとぐっすり寝れなくなった。
なぜなら、わたしは母をディサービスに送り出すため朝起きないといけないし、昼間は家事をしなければならない。
また11月はなんだか用事が入ることが多かった。

先週金曜に、神戸から京都に遊びに来た友人と、紅葉のライトアップを見に行くという、いま書いたことを覆すようなことをした。
前から約束していたが、体調に気を付けて、もし無理っぽければ中止しようと思ったほどだった。
しかし、会って色々話をしたり、行き先を相談したりしていたら元気が出てきた。前日が仕事がなく少し休めたからだろう。だが前述のように夜中に眼が冴えあまり寝ていなかった。
先週の時点では、ライトアップは、実はまだはじまっていないところが多く、雑誌(leaf)でたまたま京都の特集をしていて、立ち読みだったが、ひとつだけ、早目にはじまっていたお寺があった。
そこはかなり山のなかだったが、なんとか間に合いそうだったので車で行くことにした。
行ってみると、本当に山のなかで、あたりは真っ暗である。道の両脇に点々と、足元のみぼんやり見える灯りがしつらえてあり、子供のかいた絵が浮かぶ仕掛けになっていた。境内までかなりの坂を登った。
閉館間際だったが、ちらほらカップルが来ていた。
身体に堪えると思いの外、帰って寝たらぐっすり朝まで起きずに寝られた。(最近一回はトイレに必ず起きていた。)
やはり、寝る前に運動しなければならないのだ。夜よく歩いたり走る人を見かける。あれは、睡眠を深く取るには結構役立つのだ。

ちなみに今日は夜勤がこれからあるが、昨日休みをとらせてもらった。今朝母の送りがあったから、職場で事前に相談し、他の人に代わってもらった。
いろいろ用事がこなせたが、結局11月はそうした丸一日の休日が、なぜだかなかったように思われる。
いかにもメリハリは重要である。実態として休めてない休日がたくさんあったのだ。なにがしかの予定を入れたり、考えなく動き回ったりしたせいと、先週日曜が職場がらみの資格の試験があったからということも、いま思えばあった。同じ試験を受験する人と会って勉強したりしていたのだ。
かくいうこんな爺くさいことを書いているのも、要するに歳をとったということなのか。だがまだそんなに歳では実はないのです。とほほ。