炭焼、”BirthdayS”、日曜日の夜景

今日はひよしの森林ボランティアの日だった。朝なんと5時に起きて弁当を作り、ゆっくりしているとみるまに7時30分になる。市内北区にお住まいのYさん自宅にまず向かい、車でご一緒することにした。Yさんは、わたしがこの団体の活動にはじめて参加した際、「帰る方向が同じ」ということで、(実際はわたしの家のあるのはもっと北だが)家まで車で送ってくださった。ちょうど、昨年3月のことだ。もうすぐあれから1年になる。(早い!)
今日の活動は、なんと某大手コンビニ企業から自然保護系の募金の実践活動の一環ということで、共同作業の方が、朝からたくさん来られた。みなさん、「お疲れ様です!」
当団体の行事、今日は竹炭焼きのお手伝をしていただく。人数が多いので、なんと作業の早いこと。前回、雪の前日にやったときは、大変だったがえらい違いだ。
 ※この炭焼のことは、近く「森林ボランティア〜初心者の体験記」という別ブログ(先日性懲りも無く作りました。バナーをリンクに作っています)に書く予定です。
さて、活動が終わり、Yさん宅に17時30分頃着いた。迷いつついったん帰る道を車で走った。しかし、暗くなり、街の灯がともりだんだん向かいながら決心する。よくみるG書房のブログで見た写真展が、今日までなので、行こうかと思っていたのだ。
その写真展のタイトルはなんと"BirthdayS"という。このようなイベントに参加するとは。ギャラリー「知」での体験が大きい。しかも場所は初めて。ネットでみた「河原町五条上ル」の住所を頼りに、店の名も忘れ、しっかり見てない自分を後悔しつつ、ビルを見上げ河原町を歩く。「向かいながらの決心、場所未確定の前進」実はわたしにはよくあることだ。
”BirthdayS"の”S”がなぜ大文字なのかは、展示場にあった写真家3.5GHさんの自分で書かれた自伝風文章のなかに書かれていた。このギャラリー(の開店日)と作家と「ガケ書房」という謎の出版社の3者のバースディが集中して3日連続ならしい。なので複数の「誕生日」という意味でSが大文字とのこと。
写真は、たしかにいい写真が多かった。といっても、普通にうまかったり技術を感じたりアートっぽい写真ではない。大きさも四つ切が最大くらいのポートレートサイズで展示してあるので、だれかのアルバムを見るような感じで、実際そういう写真、家族や風景や子供、自転車に乗ったおじさんを撮った、普通?の写真が多かった。
みたことのある風景も(京都の特定できる)あり、わたしには懐かしい景色を突きつけられた感じのするものであった。それだけで十分だ。
G書房のブログにコメントがあったように「その人を感じる写真」なのかもしれない。そのブログ(http://gakegake.blog.eonet.jp/default/2011/02/35gh-photo-expo.htmlに書かれていたコタツも会場の隅に置かれていた。(わたしはこれを実はみたかった)コタツの上にはみかんがおかれ、食べてもいいが50円をカンパしてほしい、と書いてあった。(すべきだったのかも、申し訳ない、、、。)
しかし京都はこういう「学生ノリ?」のまま、独立し若者の支持を得ている店ないしクリエーターが意外と多い。昔からそうだったのだろう。それは東京の情報やメジャーなもの(なんというか商業主義というのか)との「隔たり」をまったく意に介さず、独自に歩いている。この流れの元はなんなのだろう。
G書房は、じつはこの写真家と今の店長が東京の学生時代に作った架空の出版者の名前で、のちに今の店長がリアルな書店を開業し、写真家はそのあと京都に来られたらしい。そういういきさつが、会場のその半自伝に書かれていた。。。
終了間際だったので、挨拶もせず、退散。帰りになぜか子供の頃よくきた例の父の実家の近く、二条大橋の前、すでに営業を停止していたホテルフジタ前に寄った。
その写真展で、昔のことをガンガン思い出した。特に昔、親と一緒にその親戚の家に行き、帰るときの日曜の夜を。
なぜ、あの写真家はわたしの子供時代を知っているのだろう、みたいな気になる。実際、わたしも写真に撮ったことのあるT野川の土手にひとつぽつんと毎年咲く桜の樹の写真もあり、びっくりした。
いまのわたしの状況がそうだからだろうが、どうも休日の夜というのは、さびしい。さらに、最近遊び歩く人も早く帰り、道行く車も少ないのはどうしたわけか。
展示に影響されたわけであるが、二条大橋から夜景を撮った。
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そういえば、Yさんから昨年ひよしでの活動時に撮っていただいた写真をもらった。
ありがとうございます。