本を読む場所買った場所

雨上がり 『Book5 no11 特集 私たちは今日も、片岡義男を読む』 スピッツ「迷子の兵隊」

ここ数日間猛烈に暑かったのだが、やっと雨ですこしだけ涼しくなった。 この2日ほど、知り合いの植木屋さんの手伝いに行ったため、汗だくで仕事をしたため、よけい暑く感じていた。「恵みの雨」だった(が、場所によっては、また集中豪雨で被害のでそうなと…

関川夏央の《文学》について

昨年の10月から今年にかけ、立て続けにブックオフやスーパーの移動古書店で、関川夏央の初期のエッセイや小説の文庫本を見つけ、手に入れた。 『貧民夜想會』『水の中の八月』『水のように笑う』『名探偵に名前はいらない』『海峡を越えたホームラン』 まだ…

普通の本屋がなくなってゆく町 深い深い悲しみ

本屋は、大型書店や郊外型のゲームソフトやコミックを扱う本屋以外の普通の本屋さんは、酒屋さんやタバコ屋さんと同じく絶滅危惧種である。 そのことは、よく認識していて、さびしい思いはしていたものの、どこか他人事のように考えていた。 そのことに、つ…

『「英会話」私情』富岡多恵子著(集英社文庫)と『modern juice』の関係?

modern juiceはちょうど2年?くらい前かに恵文社一条寺店で見付けたリトルマガジンである。サイズもかなり小さく新書に近い。 わたしはその一冊を買ったが、そのときは他にも違う号が何冊か、平積みというか、表紙を上に向け並べられていた。 この6号「特…

怒ってしまうといけないのに〜開高健『声の狩人』

最近はめっきり少なくなってしまったが、ささいな行き違いでつい声をあらげて怒って、相手に言いつのってしまう、ということがある。 なぜやってくれないんだ、なぜそんなことをやるんだ、自分の主張をここぞと言いつのってしまうことが、サラリーマン時代に…

村上春樹新作発売前夜とは知らず春樹氏旧作コミックショック高野店で4冊も買う〜bookカフェユニテにて5月に古本市開催

出町のコミックショックはかつてわたしのよく訪れた場所だった。 その頃は仕事が終わるのが遅く、夜な夜な閉店間際のその店に入って、閉店ですと追い出されるまで立ち読みしたり、何冊か本を買い、そのあと、すぐ横のタナカコーヒーに入って買った本を読んで…

開高健『夏の闇』とNHK沢木耕太郎のロバート・キャパの特集

寒い。とにかく連日寒く、雪がちらほら今日もしている。天気がよければ、暖かいのだが、今日は、いま曇り空である。 昨日は、休みで、晴れていたので、布団が干せた。家の庭の木枝を少し切った。そのあと、沖縄から来られた真宗の僧侶の方の話を聞く会があり…

2013年1月27日日曜日 『苛烈な夢 伊東静雄の詩の世界と生涯』林富士馬・富士正晴共著ほか

2013年1月27日 日曜日 晴れ 夜中に積雪 道路凍り、公園、学校のグランドは真っ白。しかし、昼には、明るい日差しに溶ける。用事があり、むかしよく行った北白川通りに行った後、高校の頃よく行っていた友人の家に久しぶりに行った。そこには、昔、そこに下宿…

本を読む場所買った場所 もったいぶった紹介

「今Mさんのタクシにいま丸太町東へ。寒い。プロコルハルムの青い影がかかっていた。本屋で春樹のシューベルトのピアノソナタについての文章立ち読みする。」2006年4月7日金曜日、午前2時45分にわたしが携帯からパソコンのメールアドレスに打った文面である…